ネイマール【サッカーW杯2018 ブラジル代表の注目選手】

      2018/09/21

2018ロシアワールドカップ本戦を直前となっている今、調整をかねた親善試合で、あの絶対王者FIFAランキングも不動の1位であるドイツ代表を破り、サッカー大国としての意地を見せたブラジル代表一躍、優勝候補に躍り出たと言っても良いのではないでしょうか?

このブラジル代表のエースで、優勝できるか否かのカギを握る男と言えば、やはりネイマールでしょう。世界トッププレイヤーの一人であることには間違いないネイマールですが、その凄さはどのあたりからくるものなのでしょうか?

ここではブラジルの至宝、ネイマールについて探っていきましょう。

 

引用:https://www.footballchannel.jp/2014/01/17/post21639/

ネイマール プロフィール

引用:https://matome.naver.jp/odai/2134360998909802601

氏名:ネイマール 本名(ネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニオール(Neymar da Silva Santos Júnior)

年齢:1992年2月5日(26歳)

所属チーム遍歴:サントス(ブラジル)-バルセロナーパリSG(現在)

身長・体重:175cm・68㎏

出身地:ブラジル・モジ・ダス・クルーゼス

現年俸:3,680万ユーロ(日本円で約49億円)

幼少期からサッカー大国ブラジルの中でも抜群のサッカーセンスが注目されていたネイマール。ブラジルの名門クラブ、サントスのユースに所属していましたが、若干14歳で海を渡り、世界トップクラブで銀河系軍団と言われていたレアルマドリードの入団テストに挑戦。合格してしまうのです。その結果を知ったサントスは、ブラジルからの流出を防ぐために、慌ててネイマールとプロ契約。その金額は14歳としては異例の日本で4,000万円にもなる高額契約でした。その後、高額の移籍金を得ながら、バルセロナ、パリSGへの移籍を繰り返し、今では日本円で年俸49億円を稼ぐ世界トッププレイヤーに至っています。

ネイマールの凄さ①:抜群の得点感覚

当たり前の話ですが、サッカーは得点が入らないと勝つことはできません。得点力というのは、ネイマールのような攻撃的な選手にとって必要不可欠の要素ですが、2009年に地元ブラジルのサントスで若干16歳でデビューしてからら現在まで、一度も2桁得点を下回るシーズンはなかった数値からも分かるように、チーム力も大きく左右するサッカーにおいても、たとえ一人の個人技でも打開できる抜群の得点感覚は、ネイマールがスーパースターになれる大きな理由でしょう。

[youtube id=”O9BEjFUbOnE”]

ネイマールの凄さ➁:1:1の驚異的な強さ

よく日本代表ハリルホジッチ監督は、デュエルと口にしますが、このデュエルは世界一とも言えるのがネイマール。1対1で負けることはあり得ないのではないかと思えるほど、驚異的なスピードとスキルを持ち合わしておりドリブルで抜き去るとことができます。ネイマールの場合、足元の筋力がすごく、細かなボールタッチも可能なので、スペースのないところでも抜くことができるので、予想していないようなシーンからも決定的なチャンスを作り出すことができるので、ネイマールがボールを持った瞬間は瞬き厳禁なほどです。

[youtube id=”EEO8rnqev0A”]

ネイマールの凄さ③:正確無比なシュート

上記の得点感覚と似たようなものですが、いくらシュートチャンスを多く作れるプレイヤーでもゴールマウス内に入らなければ意味がありませんし、キーパーの真ん前であっても同じです。ネイマールの場合は、どんなキーパーであっても取れないだろうと思われるようなピンポイントの正確無比なシュートを決めることができます。これは、フリーキックなどのプレスキックはのもちろんのこと、流れからでも冷静な判断力でここぞというところに決めるシュート力は圧巻です。

[youtube id=”jsjELShmoT4″]

4年前の借りを返す時が来た!

引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140705/209008.html

4年前、ネイマールにとってもブラジル代表にとっても念願の自国開催のワールドカップ。優勝は絶対命題だったはずですが、準決勝でドイツ代表に敗れてしまいました。しかも1-7という歴史的大敗です。

しかし、ドイツ代表に敗れた瞬間、ピッチ上にエースのネイマールの姿はありませんでした。前試合で、タックルを受け、腰椎を骨折欠場、メンバー外となっていたのです。その後、ネイマールはブラジルワールドカップについて以下のように語っています。

「ケガで大会を去るよりも、1-7をピッチ上で味わっていた方がマシだっただろう」

ピッチ外で、大敗するブラジル代表を見たネイマールの悔しい気持ちは相当なものだったでしょう。ネイマールにとってのこの4年間は決して短いものではなかったはず。それだけに2018ロシアワールドカップにかける想いは人一倍のはずです。

ブラジル代表の日程

グループEに入ったブラジル代表。グループリーグの日程は以下の通りです。

()は日本時間、/はテレビ中継予定

6月17日21:00(18日3:00)ブラジル代表vsスイス代表(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

6月22日15:00(22日21:00)ブラジル代表vsコスタリカ代表(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

6月27日21:00(28日3:00)ブラジル代表vsセビリア代表(モスクワ/スパルタクスタジアム〉/NHK

もちろんワールドカップ本戦に大陸間での予選を勝ち抜き進出してくる国ですから、楽勝で勝てる相手はいないでしょうが、実力通りにいけば、古豪や伏兵揃いのグループEでも比較的無風で勝ち進める可能性は高いのではないでしょうか?

最大の敵となるのは、やはり「油断」。アトランタオリンピックで、一瞬のスキを突かれ日本代表に敗れたように、油断をして勝てるほどワールドカップは甘くはありません。なかでも、2戦目、コスタリカ戦は、プレースタイルも近く、お互い手の内は分かっているはずなので、気を引き締めて臨みたいところです。

ブラジル代表優勝まで道のり

では、グループリーグ後のブラジル優勝までの道のりはどのような道になっているのでしょうか?まず、グループリーグは体力的にも緊張感の続く試合は避けたいので、やはり1位突破は死守したいところです。

1位通過となると、決勝トーナメント1回戦は、グループFの2位通過チーム。グループFは、ドイツ、メキシコ、スウェーデン、韓国なので、やはりグループE2位通過となると、いきなり決勝トーナメント1回戦でドイツ代表と当たる事実上の決勝戦と言われるような試合になる場合も考えられます。どうしても1位通過は死守ですね。(これでドイツ代表が2位通過されると元も子もないですが…)

そうなると、グループF2位は実力通りならメキシコ代表でしょうか、そのまま順当に進めば、ベルギー代表ということになります。

日程は以下の通り

7月2日18:00(2日23:00)グループE1位vsグループF2位(サマーラ/サマーラアリーナ)/NHK

※7月3日17:00(3日23:00)グループE2位vsグループF1位(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

準々決勝(予定)7月6日21:00(7日3:00)(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS

準決勝(予定)7月10日21:00(11日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

まとめ

ブラジル代表ネイマールについてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?先日のドイツ代表との親善試合では、ネイマールは怪我の影響で出場していませんから、まさにワールドカップ本戦がすべてのピースが出そろうことになります。

かつてのスーパースターたちは、皆ワールドカップで名声を高め、その名を轟かせてきています。ネイマールもそんなレジェンドプレイヤーの一人になれるか注目していきましょう。

[cc id=173]

 - スポーツ