ポルトガル代表の注目選手【W杯2018】

      2018/09/21

間近に迫っていた2018ロシアワールドカップ。果たして、1か国しか味わえないワールドカップを掲げて歓喜する国はいったいどこになるのでしょうか?優勝候補筆頭ともいえるのがFIFAランキング1位で、前大会優勝国ドイツ代表。また、先日の親善試合では、そのドイツ代表に競り勝ったブラジル代表も順調にチーム力をアップしています。

また、伏兵ともいえる存在なのが、ポルトガル代表。過去のワールドカップでは、1966イングランドワールドカップの3位、近年でも2006ドイツワールドカップの4位が最高位で、準決勝止まりとなっていますが、今回のポルトガル代表は、粒ぞろいの選手たちが旬を迎えており、勢いではドイツ代表やブラジル代表を勝るなんて声も。

そんな2018ロシアワールドカップ優勝候補の一角であるポルトガル代表の注目選手をまとめてみました。

ポルトガル代表 注目選手

クリスティアーノ・ロナウド

引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?148603-148603-fl

氏名:クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo dos Santos Aveiro)

年齢:1985年2月5日(33歳)

所属:レアルマドリード(スペイン)

言わずと知れた世界最優秀選手であるバロンドールを3回(2008, 2016, 2017)獲得しており、近年での受賞が多いことから、メッシ以上に最高最高プレイヤーと評する人も少なくないスーパースターです。もちろんポルトガル代表でも、中心選手であり、彼の出来次第で結果は大きく左右することでしょう。

Cロナウドの凄さを一言で言うのは難しいですが、強烈でピンポイントに撃てるシュート、絶対に当たり負けしないフィジカルの強さ、ここぞと言う時のトップスピードの速さなど目を見張るプレーの連続ながら、特筆したいところはやはりドリブルではないでしょうか。重心が低く、なかなか彼がボールを奪取されるところを見れない程の高速ドリブルは、ストライドが小さい分足の回転が速いので、ポルトガル代表に決定的なチャンスをもたらせてくれることでしょう。

そんなCR7も今年31歳。全盛期の状態でのワールドカップは、今大会がラストとなることでしょう。所属クラブでは、クラブワールドカップを始め、数々のタイトルを制覇。残りは、やはり代表でのワールドカップ制覇を残すのみだ。

アンドレ・シルヴァ

引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20170612/599503.html

氏名:アンドレ・シルヴァ(André Miguel Valente da Silva)

年齢:1995年11月6日(22歳)

所属:ACミラン(イタリア)

ポルトガル国内から、とうとう2017年夏の移籍市場でイタリアの強豪ACミランに移籍を果たしたFWです。ポルトガルでは、「Cロナウド2世」と言われているほど期待のホープで、身体能力の高さを活かして、抜群のポジショニングで、いて欲しいところにサッと現れる天性のストライカーです。また、足元の技術もあり、Cロナウドとどちらがドリブルで攻めてくるか分からないポルトガル代表の攻撃は、どのチームでもかなりの脅威でしょう。

まだ22歳と若く、2018ロシアワールドカップで、更なるブレイクをするポテンシャルは十分。ワールドカップ優勝には必要不可欠となるワンダーボーイとなりえる選手です。ワールドカップ終了後には、価値が高まり、ミランに多くのビッククラブからオファーがあるかもしれません。

アンドレ・ゴメス

氏名:アンドレ・ゴメス(André Filipe Tavares Gomes)

年齢:1993年7月30日(24歳)

所属:バルセロナ(スペイン)

世界中のスーパースターが集まる超ビッククラブ、バルセロナで活躍するMFです。ゲームを支配できる指揮者になり得る選手で、右足からも左足からも両利きかと思うほどの正確無比な優しいパスで、決定的チャンスを何度も作り上げます。また、188cmという長身を生かして、フィジカルの強い当たり負けのしないディフェンスや、セットプレイ時のヘディングなどでも存在感を見せています。

まだまだポテンシャルの全てを出し切れていないと評価する人も多く、チームメイトでもあるCロナウド並の評価を受ける活躍を見て、覚醒する可能性はゼロではないでしょう。

ペペ

氏名:ペペ(※愛称) 本名:ケープレル・ラヴェラン・リマ・フェレイラ(Képler Laveran Lima Ferreira)

年齢:1983年2月26日(35歳)

所属:ベシクタシュ(トルコ)

長きにわたり、ビッククラブ レアルマドリードでも守備の要としてチームを支えてきた、ポルトガル代表でも守備の中心である35歳の大ベテラン。若い頃は、気性が荒いことで、カードをよくもらう欠点がありましたが、ベテランとなり、ブラジルからの帰化選手らしく、サッカーセンス抜群のポジショニングと、テクニックで、ボール奪取力はまだまだ衰えていません。

ポルトガル代表 ワールドカップスケジュール

※()は日本時間、/はテレビ放送予定

6月15日21:00(16日3:00)ポルトガル代表vsスペイン代表(ソチ/フィシュトスタジアム)/NHK

6月20日15:00(21日21:00)ポルトガル代表vsモロッコ代表(モスクワ/ルジニキスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

6月25日21:00(26日3:00)ポルトガル代表vsイラン代表(サランスク/モルドヴィアアリーナ)/NHK

やはり注目は、初戦にして、事実上の決勝戦と言っても言い過ぎではない程の好カード、ポルトガル代表vsスペイン代表でしょう。スペイン代表が一時期、調子を落としていたこともあり、抽選時ではポット2に入ってしまいました。しかし、今のスペイン代表は、先日の親善試合でも、あのアルゼンチン代表と対戦して、6-1の大勝。同じころ、ワールドカップ本戦に出場できなかったオランダ代表相手に、0-3で敗れたポルトガル代表とは対照的な結果となっています。

隣国であり、絶対負けたくない相手であることは、ポルトガル、スペインともに一緒。この初戦を制したことが、結果的にワールドカップを制したなんて言われる可能性も高いほど、全世界が注目する1戦となることでしょう。日本時間では深夜3時からと見づらい時間帯ですが、歴史的一戦となる可能性が高い、ポルトガル代表vsスペイン代表戦は、絶対に見逃せない!!

得点力は、世界随一のポルトガル代表だけに、センターバックでコンビを組むであろう、ジョゼ・フォンテとのコンビネーションの出来が、チームの浮遊の大きなカギとなることは間違いありません。

まとめ

サッカーW杯2018 ポルトガル代表の注目選手についてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?現状だけでは、オランダに大敗し、エジプト相手でも2-1となんとか勝った印象のポルトガル代表。しかし、Cロナウドを始め、世界の猛者たちは、ここで終わるような選手ではなく、FIFAランキング3位の実力を2018ロシアワールドカップでは見せつけてくれることでしょう。

人口1,000万人ほどと、東京23区の人口ほどしかいない小国ポルトガル。国中が歓喜で酔いしれる瞬間は果たして訪れるのでしょうか?もうワールドカップ開催が待ちきれないです!

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