ブラジル代表の注目選手【W杯2018】

      2018/09/21

自国開催で優勝候補とまで言われていたブラジル代表。しかし、準決勝、ドイツ代表相手にまさかの1-7の大惨敗、いわゆるミネイロンの惨劇が起きてしまい、サッカー王国としての誇りが砕け散ってしまいました。

あれから早4年、2018ロシアワールドカップで再びブラジル代表は誇りを取り戻すことができるのでしょうか?雪辱に燃えるブラジル代表は、この4年間順調にチーム力を上げており、南米予選も無双状態でほぼ無風で通過、FIFAランキングも2位まで上げています。

世界的スーパースターであるネイマールを中心に、ビッククラブで活躍するビックネームが揃ったブラジル代表。注目選手をピックアップしてみていきましょう。

ブラジル代表 注目選手

ネイマール

引用:http://www.nikkeyshimbun.jp/2016/161014-01topics.html

氏名:ネイマール(Neymar da Silva Santos Júnior)

年齢:1992年2月5日(26歳)

愛称:ブラジルの至宝

所属:パリSG

ブラジル国民の期待を一身に背負うブラジルの至宝。若いころは多少荒いプレーも目立ちましたが、26歳となり、最近ではブラジル代表を背負うエースの自覚も芽生えてきており、怪我で途中離脱せざるを得なかった前大会の借りを返したいところです。

バルセロナ時代はメッシを中心としたチームで、やや影に隠れていた印象もありましたが、パリSGまで目下20試合20ゴールとしっかり実力通りの結果を残しています。2018年2月に足首を怪我をした影響で現代代表からも離れていますが、間もなく復帰ということで、ワールドカップでは万全な状態で望んでくるでしょう。シュート、パス、ドリブル、セットプレイどれをとっても正確無比のブラジルならではのリズム感は圧巻ものです。

ガブリエル・ジェズス

引用:http://www.nikkeyshimbun.jp/2016/161014-01topics.html

氏名:ガブリエル・ジェズス(Gabriel Fernando de Jesus)

年齢:1997年4月3日(20歳)

愛称:ジョイア・ラーラ(稀有な宝石)、フェノメノ(異常現象)

所属:マンチェスターシティ

若干20歳ながら、イングランドプレミアリーグ、マンチェスターシティでも確実に結果を残しつつある生まれもった点取り屋です。所属チームでも行っているトップ下だけでなく、」ウイングでもセンターフォワードでも攻撃的なポジションならどこでもこらせ、天性の嗅覚でどこからでもゴールマウスを襲い続けます。

ブラジルでは、ネイマール2世、ロナウジーニョの再来、怪物ロナウドの後継者と言われ、期待度が高く、2018ロシアワールドカップのワンダーボーイ最有力です。しかも、先日のドイツ戦でもしっかりゴールを決めており、チーム内の連携もフィットし始めています。

パウリーニョ

引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20170814/626664.html

氏名:ジョゼ・パウロ・ベセーラ・マシエル・ジュニオール(José Paulo Bezerra Maciel Júnior)

年齢:1988年7月25日(29歳)

所属:バルセロナ

ブラジル国内チームを経て、イングランド・トットナム、中国・広州恒大、スペイン・バルセロナと世界を当たり歩くMF。ワールドカップを始め、クラブワールドカップなど国際大会の経験も豊富で、海外リーグも多国経験している経験値は、ワールドカップのような大舞台では必ず必要となってきます。

MFポジションならどこでもこなせる器用さがあり、豊富な運動量とスピードがあり、寄せも早いので危機察知能力が高く事前に攻撃の芽を摘んでいきます。また、時折見せるミドルシュートも迫力十分です。

ウィリアン

引用:http://news.livedoor.com/article/detail/13634628/

氏名:ウィリアン・ジョゼ・ダ・シウバ(Willian José da Silva)

年齢:1991年11月23日(26歳)

所属:レアルソシエダ

ローン移籍でレアルマドリードに所属していた時期もありますが、結果を残せず、また代表歴もネイマールと同じ年の26歳ながら、」U-20でのキャップしかなく、ネイマールはもちろんのこと、他のブラジル代表選手の中でも注目度は低い選手と言えます。

ただ、スピードにのったドリブルや、高速のクロスは間違いなくブラジル代表の武器となり、ノーマークの選手なので、2018ロシアワールドカップを機にブレイクするかもしれません。派手さはありませんが、確実にチャンスメイクしていく玄人好みの選手ではないでしょうか。

ダニエウ・アウベス

引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?140710-140710-fl

氏名:ダニエウ・アウヴェス・ダ・シウヴァ (Daniel Alves da Silva)

年齢:1983年5月6日(34歳)

所属:パリSG

とかく攻撃一辺倒になりやすいブラジル代表にとって、冷静に判断でき対処することができる、4年前の惨劇を体で知っている34歳の大ベテランDFの存在は大きいです。

2006年から既にブラジル代表キャップ88を数える不動の右サイドバック。時にはリスクを冒しても果敢にオーバーラップして、決定的なクロスを供給し続けます。DFラインを組むチアゴ・シウバを始め、ネイマールとも所属チームが同じで、連携に不安要素がないのは大きいです。

チアゴ・シウバ

引用:https://www.nikkansports.com/brazil2014/player/silva/

氏名:チアゴ・エミリアーノ・ダ・シウバ(Thiago Emiliano da Silva)

年齢:1984年9月22日(33歳)

所属:パリSG

4年前も守備の要として出場しているも、例のドイツ戦では出場停止で不出場。それだけに同じく欠場したネイマールとともに、より屈辱感、焦燥感を味わった選手ではないでしょうか?それだけに内に秘めた闘志はすごいものがあるでしょう。

対人守備に負けたことがないのではと思うほど絶対的な強さも持ち、スピード、テクニック、ポジショニング、戦術眼、空中戦の強さなどディフェンダーに必要なものを全て持ち合わせている世界最高のディフェンダーの名を欲しいままにしています。

ブラジル代表 ワールドカップスケジュール

※()は日本時間、/はテレビ放送予定

6月17日21:00(18日3:00)ブラジル代表vsスイス代表(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

6月22日15:00(22日21:00)ブラジル代表vsコスタリカ代表(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

6月27日21:00(28日3:00)ブラジル代表vsセルビア代表(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK

注目すべきはやはり初戦のスイス代表。正直、印象的には、ドイツ代表やスペイン代表のような強豪国と比べるとヨーロッパの中では地味ですが、8位と十指に入る強豪。ブラジル代表とて簡単に勝てる相手ではありません。

ブラジル代表の伝統とも言うべき、簡単なミスパスなどケアレスミスを犯してしまうことで、決定的な致命傷となりかねないのがワールドカップ。絶対に負けたくなかった気迫が伝わってきた先日の親善試合ドイツ戦のような闘志を初戦からぶつけて欲しいところです。

ちなみに、ワールドカップの舞台でリベンジしたいとブラジル国民の総意となっているドイツ戦が実現するとしたら、ドイツ代表はグループFなので、どちらかのチームが取りこぼしがあり2位通過になるようなことがあれば、決勝トーナメント1回戦(7月2日18:00(2日23:00)もしくは7月3日17:00(3日23:00)に当たる可能性も。

ただ、サッカーファンとしては、やはりドイツ代表vsブラジル代表の因縁の決戦は、7月15日18:00(16日0:00)に観たいですよね。

まとめ

ネイマール【W杯2018 ブラジル代表の注目選手】をお送りしました。いかがでしたでしょうか?2014年ブラジルワールドカップでは、日本代表も苦しめたコロンビア代表ハメス・ロドリゲスが一気にスターダムにかけ上がりましたが、今回のブラジル代表からもワンダーボーイが出現するかもしれませんね。楽しみにワールドカップを待ちましょう!

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