サッカーワールドカップ(W杯)出場国紹介!【ベルギー】

      2018/09/21

間もなく始まる2018ロシアワールドカップ。優勝候補といえば、前大会2014ブラジルワールドカップの優勝国でFIFAランキングでも1位のドイツ代表や、サッカー王国ブラジル代表が思い浮かべる人が多いと思いますが、一般的にはそこまでサッカー強豪国のイメージはないものの、サッカー通のなかでは優勝候補国に挙げる人も多いベルギー代表。

ベルギー国民の悲願であるワールドカップ優勝はあり得るのでしょうか?まさに今、旬といえるタレント揃いのベルギー代表、面白い試合をしてくれることは間違いないのではないでしょうか?

知っておけば10倍ワールドカップベルギー戦が楽しめるように、ここではベルギー代表のサッカーについてまとめてみました。

ベルギーってどんな国?

ベルギーというとどんなイメージがあるでしょうか?やはり名前にもベルギーと入っている「ベルギーワッフル」やGODIVA(ゴディバ)をはじめ、WITTAMER(ヴィタメール)やGaller(ガレー)、PIERRE MARCOLINI(ピエール・マルコリーニ)など日本でもお馴染みのベルギーチョコが有名ですよね!

政治的にはフランスのテロ犯がベルギーに逃げ込んだとやっていてフランスと隣国と知った人も多いのではないでしょうか?

ベルギーは、西ヨーロッパに位置する連邦立憲君主制国家で、南西にフランス、北にオランダ、東にドイツが隣国と、ユーロ圏のほぼ中心地に位置しています。そのため、EUの本部は、ベルギーの首都ブリュッセルにあります。

面積は、30,528k㎡と日本で言えば秋田県と山形県を足したくらいの面積。人口は、11,116,242人と東京23区のみの人口数とあまり変わらないほどです。正直大国と言えるほどではありませんが、サッカーではかなり世界トップクラスに台頭しています。

サッカーリーグは、隣国にドイツ(ブンデスリーガ)やフランス(リーグアン)など世界トップリーグがあり、EU圏内で移籍もフリーのため、ベルギーリーグ(ジュピラー・プロ・リーグ)はあまり取り上げられることが少ない地味な感じはありますが、近年代表の成長とともに自国リーグも発展しています。

日本人選手も日本代表久保裕也(KAAヘント)や先日ハットトリックをして話題になった元鹿島の豊川雄太(KASオイペン)現在、ジュピラー・プロ・リーグに所属。かつては川島永嗣や永井謙佑などもジュピラー・プロ・リーグに所属していたことがあります。

また、お酒すきにはドイツに並ぶビールの名産地で、今人気のクラフトビールもベルギービールが多く出回っていますよね。

ベルギー代表とは?

FIFAランキングでは現在5位のベルギー代表。まさに今がチームとしての最盛期ともいえ、ドイツ代表、ブラジル代表と並んで2018ロシアワールドカップ優勝候補緒最有力に挙げる人も多いです。

ベルギー代表が世界トップクラスに入ってきたのは、ここ数年。これまでのワールドカップ最高位は、1986イタリアワールドカップの4位。他はベスト8くらいまで達することは多いですが、目立った成績は挙げられていません。今回は過去最高成績を残せる最大のチャンスともいえるでしょう。

2018ロシアワールドカップヨーロッパ予選では、ギリシャ、ボスニア・ヘルツェゴビナなどが入ったグループHに属し、やや抽選運に恵まれていた感もありますが、9勝1分無敗の無風状態でワールドカップ本戦へと勝ち進みました。楽勝とまでは言わないまでもそれに近い形で突破を果たしており、勢いはまだ十分に継続しているでしょう。

優勝候補という声も!ベルギー代表の強さとは?

優勝候補の一角ベルギー代表、その強さはどこからくるのでしょうか?ベルギー代表の最大の持ち味は、爆発的得点能力。2018ロシアワールドカップ予選でも、ドイツ代表と並ぶ43ゴールを決めていることからも分かる通り、ドリブラーからストライカーまで個性的な攻撃陣が揃っており、どこからでも得点が取れるチームと言ってよいでしょう。

攻撃が強いと言うと、フォワードばかり注目されがちですが、ベルギー代表はMFが最大のタレント宝庫。アザール、フェライニ、カラスコなど世界トップレベルでレギュラーを張る選手が多く、彼らが組み立てるパスワークは世界トップ級。見る価値ありのプレイが広がることでしょう。

ベルギー代表と対戦する国は?試合日は?

優勝を目指すには、やはりグループリーグは首位通過をしたいところ。勢いにのるためにも初戦からトップギアで臨みたいところです。ベルギー代表の対戦カードは以下の通りです。

6月18日18:00(19日0:00)ベルギー代表 vs パナマ代表(ソチ/フィシュトスタジアム)

6月23日15:00(23日21:00)ベルギー代表 vs チュニジア代表(モスクワ/スパルタクスタジアム)

6月28日21:00(29日3:00)ベルギー代表 vs イングランド代表(カリーニングラード/カリーニングラードスタジアム)

※()は日本時間

一般的にはサッカーの母国イングランドとの第3戦が注目度としては高いですが、注目したいのは、2戦目のチュニジア戦。比較的攻撃力が高く、皆ヨーロッパの主要リーグに所属しているベルギー代表、イングランド代表のように勝手知ったる相手との対戦ではなく、チュニジア代表とは未知との戦い

やや守備力に難があるともされているベルギー代表だけに、一瞬でも隙を見せれば、ジャイアントキリングを起こされる事も現実味をおびてしまいます。

ベルギー代表、キープレイヤーはこの3人!

世界級選手が多いベルギー代表、3人に絞るのは難しいくらいですが、あえて3人にキープレイヤーを選んでみました。ベルギー代表の要となるキープレイヤーを紹介します。

①ロメル・ルカク/マンチェスター・ユナイテッド

前所属のエバートンでは3シーズンで50ゴール以上を記録した生粋の点取り屋。ルーツにコンゴがあり、アフリカの血が入っているらしく、人並み外れた得点嗅覚を持ち合わせており、どこからでも常にゴールを狙うハンターです。大舞台に強いのも魅力で、ワールドカップでの爆発が期待されます。

②エデン・アザール/チェルシー

ビッククラブ・チェルシーでも中心人物になっているMF。攻撃のタクトはもちろんのこと、守備面でも大きく貢献するベルギー代表の出来を左右するほどの人物。センス溢れるパスと、ボールを持っていない時のポジショニングも秀逸。若い人がお手本になるようなプレーの数々で魅了し続けます。

③ヴァンサン・コンパニ/マンチェスターシティ

上記の選手同様、ビッククラブのマンCでレギュラーを張るDFです。タレント豊かな攻撃陣に比べ、DFはベルギー代表にとっての弱点とも言われているだけに、対人守備が屈強で、センターバックとして守備の中心となる彼の出来も気になるところです。

まとめ

ベルギー代表についてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?

2017年11月に行われた日本代表との親善試合でも本調子、フルメンバーでなかったながらベルギー代表が1-0で勝利をするなど強さを見せつけられました。

日本代表が2018ロシアワールドカップでベルギー代表にリベンジできるとしたら、ベルギーはグループG、日本はグループHと隣のグループなので、決勝トーナメント1回戦から当たる可能性があります!是非とも、ロシアでも日本vsベルギー戦が観たいものです。

[cc id=173]

 - スポーツ