ガブリエル・ジェズス【サッカーW杯2018 ブラジル代表の注目選手】

      2018/09/21

元日本代表監督で、サッカーの神様と言われているジーコ氏は、2018ロシアワールドカップの優勝候補をブラジル代表でした。母国であり、ひいき目はあるとは思いますが、屈辱だった自国開催の2014ブラジルワールドカップから4年、雪辱に燃えていると言う意味ではどこの国より強いのは確かですね。

このブラジル代表は言わずもがなスタープレイヤーばかりですが、新たな神童とまで言われている若手のホープ!ガブリエル・ジェズスについて掘り下げていこうと思います。

引用:http://www.nikkeyshimbun.jp/2016/161014-01topics.html

氏名:ガブリエル・ジェズス(Gabriel Fernando de Jesus)

年齢:1997年4月3日(21歳)

所属チーム遍歴:パルメイラス(ブラジル)-マンチェスター・シティ(イングランド)(現在)

身長・体重:175cm・72kg

出身地:ブラジル・サンパウロ

現年俸:約7億9000万円

ガブリエル・ジェズスがサッカーボールを蹴り始めたのは5歳の頃。地元のスーパースターであるロナウジーニョに憧れ、サッカー選手を夢見るようになります。ユースチームとしては、地元の強豪サンパウロではなく、同じく強豪のパルメイラスに入団。すぐに才能は開花され、48試合に出場し54得点という1試合1ゴール以上と言うとんでもない決定力を見せつけます。

プロデビューは、17歳の頃、2015年、現浦和レッズの監督であるオリヴェイラ監督に見いだされトップチームデビュー。ガブリエル・ジェズスの活躍もあって、パルメイラスは快進撃!コパ・ド・ブラジルで優勝などタイトルを奪取、ガブリエル・ジェズス自身も若手の最優秀選手に贈られるブラジルサッカー連盟のゴールデンボーイ賞を受賞するなど、若手のホープとして神童とまで言われるように。

2016シーズン終わりには、バルセロナを始めとした世界の超強豪クラブが名乗りをあげるなか、名将グアルディオラ監督率いるイングランドプレミアリーグのビッククラブ、マンチェスターシティと5年契約。移籍金は約3000万ユーロ(約34億円)、年俸7億9000万円とも言われています。

ブラジル代表には、リオデジャネイロ五輪金メダルなど各世代の代表で大活躍、A代表にもわずか20歳で選出。早くも競争必至のブラジル代表のポジションを争えるまでになっています。ちなみにブラジルでのガブリエル・ジェズスの相性は、ジョイア・ラーラ(稀有な宝石)、フェノメノ(異常現象)と言われています。

ガブリエル・ジェズスのポイント①:フィジカルの強い当たり負けのしない高速ドリブル

まだ若干20歳そこそことは思えないほど、しっかりと体幹が鍛えられていて、そんじゃそこらのディフェンダーが体をぶつけてきても、全く動じないほどのフィジカル力を持ち合わせています。そのフィジカルを活かしながら、疾走するドリブルはあっという間に敵陣深くまで切り込んでいきます。

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ガブリエル・ジェズスのポイント➁:ポストプレーなど周りを活かすプレー

ボールを持っていない時の、いわゆるオフザボール時のプレーも見ものです。例えば、上背はそこまでないものの、前述通り強靭なフィジカルを活かして基本通りのしっかりしたポストプレーをこなしたり、前線から献身的な守備を行ったりなど、目には見えずとも周りを活かしてチームに勢いを与えるプレーにも秀でています。

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ガブリエル・ジェズスのポイント③:圧倒的決定力

ゴールへの嗅覚は、生まれ持ったサッカーセンスが物を言うと言われていますが、ガブリエル・ジェズスは確実に生まれ持ったものを持ち合わせていると分かるほど、確かな決定力はなんといってもこれまでの実績が物語っています。

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ブラジル神童を言われた、言われている男たち

自他ともに認めるサッカー王国であるブラジル。いつでも常に優勝を義務付けられているほどで、若手もどんどん伸びてきています。もともと、相性を付けるのが好きな国民ということもあり、いままでもガブリエル・ジェズス以外にも神童と若手の頃から将来を嘱望されていた(されている)スーパースターが多く存在しています。

①ペレ

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言わずと知れたサッカーの王様。若い世代では、とんねるずの木梨憲武のペレサインで有名からもしれませんが、柔らかいボールさばきと決定力は、いまだに抜ける選手はいないと言われるほど。

➁パト

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若いころから天才、神童と言われ期待されていた稀代のストライカー。やや伸び悩みもあり、現在は中国でプレー。

③ネイマール

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現在のブラジル代表不動のエース。シュート、パス、アシストどれをとっても超一級品。ロシアで、優勝を飾り、メッシ、Cロナウドへの評価に並ぶことが出来るか!?

④ヴィニシウス・ジュニオール

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若干17歳で、早くもあのレアル・マドリードが法外な移籍金で獲得しようとしている次期ブラジル代表のエース候補。ポストネイマールとの声も。

ブラジル代表の日程

グループEに入ったブラジル代表。グループリーグの日程は以下の通りです。

()は日本時間、/はテレビ中継予定

6月17日21:00(18日3:00)ブラジル代表vsスイス代表(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

6月22日15:00(22日21:00)ブラジル代表vsコスタリカ代表(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

6月27日21:00(28日3:00)ブラジル代表vsセビリア代表(モスクワ/スパルタクスタジアム〉/NHK

もちろんワールドカップ本戦に大陸間での予選を勝ち抜き進出してくる国ですから、楽勝で勝てる相手はいないでしょうが、実力通りにいけば、古豪や伏兵揃いのグループEでも比較的無風で勝ち進める可能性は高いのではないでしょうか?

最大の敵となるのは、やはり「油断」。アトランタオリンピックで、一瞬のスキを突かれ日本代表に敗れたように、油断をして勝てるほどワールドカップは甘くはありません。なかでも、2戦目、コスタリカ戦は、プレースタイルも近く、お互い手の内は分かっているはずなので、気を引き締めて臨みたいところです。

ブラジル代表優勝まで道のり

では、グループリーグ後のブラジル優勝までの道のりはどのような道になっているのでしょうか?まず、グループリーグは体力的にも緊張感の続く試合は避けたいので、やはり1位突破は死守したいところです。

1位通過となると、決勝トーナメント1回戦は、グループFの2位通過チーム。グループFは、ドイツ、メキシコ、スウェーデン、韓国なので、やはりグループE2位通過となると、いきなり決勝トーナメント1回戦でドイツ代表と当たる事実上の決勝戦と言われるような試合になる場合も考えられます。どうしても1位通過は死守ですね。(これでドイツ代表が2位通過されると元も子もないですが…)

そうなると、グループF2位は実力通りならメキシコ代表でしょうか、そのまま順当に進めば、ベルギー代表ということになります。

日程は以下の通り

7月2日18:00(2日23:00)グループE1位vsグループF2位(サマーラ/サマーラアリーナ)/NHK

※7月3日17:00(3日23:00)グループE2位vsグループF1位(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

準々決勝(予定)7月6日21:00(7日3:00)(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS

準決勝(予定)7月10日21:00(11日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

まとめ

ブラジルの神童、ガブリエル・ジェズスについてお送りました。ガブリエル・ジェズスがゴールを決めた際に行うお決まりのポーズ「電話ポーズ」は、大好きなママへの電話だとか。

果たしてロシアから、ガブリエル・ジェズスはブラジルに何回電話できるでしょうか?その回数がブラジルの躍進と比例するかもしれません。

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