マーカス・ラッシュフォード【サッカーW杯2018 イングランド代表の注目選手】

      2018/09/21

競技人口の違いがあるとはいえ、人口としては日本の半分程度のドイツ代表やイングランド代表も次々の若手の新星が出てくるのですよね。

サッカーの母国であるイングランドの若手のホープと言えば、マーカス・ラッシュフォード

最近あまりパッとしていないイングランド代表のサッカーに光明を見出すことができるのでしょうか?若きマーカス・ラッシュフォードがその命運を握っていると言ってよいでしょう。

ここでは、イングランドの希望の星、マーカス・ラッシュフォードについて掘り下げていきましょう。

引用:http://www.soccer-cozo.com/marcus-rashford

氏名:マーカス・ラッシュフォード(Marcus Rashford)

年齢:1997年10月31日(20歳)

所属チーム遍歴:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)(現在)

身長・体重:185cm・70kg

出身地:イギリス(イングランド)・ウィゼンショー

現年俸:約1億3000万円

マーカス・ラッシュフォードがサッカーを始めたのは、5歳の頃、地元のクラブであるフレッチャー・モス・レンジャーズでボールを蹴り始めます。

それから2年後の、わずか7歳にして、ベッカムやギグスなど名高るレジェンドプレイヤーを育てているマンチェスターユナイテッドアカデミーに入団。

2014-15シーズンのマンチェスター・ユナイテッドU-18の試合では25試合の先発で13得点を決めるなど、若くしてその才能が世に知れわたるようになります。

世界でも五指に入るほどベンチに入ることすら難しいほど競争が激しいビッククラブ、マンチェスター・ユナイテッドのトップチームにわずか18歳でデビュー

世界に衝撃を与える存在に。衝撃のトップデビューから半年後、初スタメンでいきなりのデビュー戦で2ゴールをたたき込み、類まれなる才能を全世界にアピールします。

イングランド代表としても、わずか18歳でA代表デビュー。ワールドカップヨーロッパ予選のスロバキア代表戦では決勝点を決めるなど確かな決定力を見せつけています。

マーカス・ラッシュフォードのポイント①:小技が上手く、前進力が抜群

足元の小技などスキルが上手いイメージは、ブラジルやアルゼンチンなど南米の選手の特徴のように思われてきていますが、マーカス・ラッシュフォードの場合は良い意味でイングランドらしくなく、足元技術に長けており、小技を駆使しながら、前へ前へと突破する推進力は他の追随を許さないほどです。

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マーカス・ラッシュフォードのポイント➁:ピッチを最大限に使う視野の広さ

まだまだ若いと言うのもありますが、気づくと真ん中にいたはずのマーカス・ラッシュフォードが、サイドに現れ、突進ドリブルでサイドから敵陣を切り込むプレーなど、ピッチ狭しと縦横無尽に動き、相手をかく乱する視野の広さは抜群です。

また、空いているスペースを見つける嗅覚もすごく、パサーとしては出したいところに上手に走り込んでくれるやりやすい選手なのではないでしょうか?

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マーカス・ラッシュフォードのポイント③:イブラヒモビッチも認める実力

あのスウェーデン代表の伝説のストライカーで、ともにマンUでプレーしていたイブラヒモビッチもマーカス・ラッシュフォードについてこう評しています。

世界中が彼に注目しているけど、俺たちは毎日見ているわけだから、彼の能力についてよく知っているのは当然だ。彼のクオリティーや能力に疑いの余地はないね

正直、我が強いイメージがあるイブラヒモビッチがココまで人を評しているのも意外ですが、これだけ認めざるを得ない才能ということでしょう。

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マンUアカデミー出身の稀代の選手列伝

選手の個性を伸ばすアカデミーとしては世界一との呼び声も高く、マンチェスターユナイテッドがビッククラブであり続ける礎になっているのが、マンチェスターユナイテッドの下部組織、マンUアカデミーです。

マーカス・ラッシュフォードもこのマンUアカデミー出身ですが、過去にはどんなレジェンドプレイヤーになっていった選手がいると思いますか?

①ライアン・ギグス

引用:http://shouken56.net/blog/days/football/1355/

長年マンチェスターユナイテッドの顔を務めた天才ドリブラー。

➁ポール・スコールズ

引用:https://www.footballchannel.jp/2015/03/04/post74891/

献身的にフォーザチームの動きが素晴らしい味方にしたいいぶし銀プレイヤー

③デイビッド・ベッカム

引用:https://plaza.rakuten.co.jp/soccersoccer/2000/

針に糸を通すような正確無比なパスが武器のイングランドの貴公子。

④ポール・ポグバ

 

引用:http://zunzunblog.net/overseas-soccer/premier-league/pogba/

攻撃的ポジションから守備的ポジションまでMFならどこでもこなすオールラウンダー。現フランス代表。

イングランド代表の日程

 

昨年行われた2018ロシアワールドカップ抽選時ではギリギリのところで、強豪国が入るポット1ではなく、ポット2に入ってしまったイングランド代表。グループリーグから強豪国であるベルギー代表もいるグループGに属る形となりました。対戦カードは以下の通りです。

6月18日21:00(19日3:00)イングランド代表 vs チュニジア代表(ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ)

6月24日15:00(24日21:00)イングランド代表 vs パナマ代表(ニジニ・ノヴゴロド/ニジニ・ノヴゴロドスタジアム)

6月28日20:00(29日3:00)イングランド代表 vs ベルギー代表(カリーニングラード/カリーニングラードスタジアム)

※()は日本時間

注目すべきは初戦のチュニジア戦。初戦が大事というのもありますが、何が起こるか分からないワールドカップとはいえ、格下といえるパナマ代表には勝っておきたいし、ベルギー代表戦前にはあとは1位か2位通過かだけで決勝トーナメント進出は決めてから臨みたいのが理想。

そうなってくると、やはり初戦でイングランド代表がチュニジアに競り勝ち、勝ち点3を収めることができればかなり大きなアドバンテージになるでしょう。

イングランド代表優勝まで道のり

イングランド代表の優勝は、自国開催だった1966イングランド大会。もう50年以上の時が経っています。下馬評ではそこまで高くはないですが、奇跡が起こるのでしょうか?イングランド代表優勝までの道のりをみてみましょう。

※グループG1位通過の場合

7月2日21:00(3日3:00)グループG1位vsグループH2位(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

※グループG2位通過の場合

7月3日21:00(4日3:00)グループG2位vsグループH1位(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK

グループH2位通過の場合

準々決勝(予定)7月7日18:00(7日23:00)(サマーラ/サマーラアリーナ)/NHK

準決勝(予定)7月11日21:00(12日3:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

まとめ

イングランドの若手の期待の星、マーカス・ラッシュフォードについてお届けしました。若干20歳にして、既にマンUでのポジションを奪取している逸材、最大の見せ場であるワールドカップの地で、世界に衝撃を与える可能性は高いのではないでしょうか?

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