ルイス・スアレス【サッカーW杯2018 ウルグアイ代表の注目選手】

      2018/09/21

一般的なイメージでは、あの「噛みつき騒動」が有名すぎて、狂暴のイメージが強いルイス・スアレス。所属チームではきっちり結果をだしているし、いったい本当のところはどうなのでしょうか?

2018ロシアワールドカップでは、古豪ウルグアイ代表として出場しますが、ウルグアイ代表は、ルイス・スアレスの勢いでどこまで上り詰めることができるのでしょうか?1950ブラジルワールドカップ以来、78年ぶりの優勝はありえるのでしょうか?

ここでは、ウルグアイの狂犬、ルイス・スアレスについて深掘りしていきましょう。

引用:http://football2009.blog14.fc2.com/blog-entry-640.html?sp

ルイス・スアレス プロフィール

引用:http://my-experience.net/fcroman/blog/magazine/suarez.html

氏名:ルイス・アルベルト・スアレス・ディアス(Luis Alberto Suárez Diaz)

年齢:1987年1月24日(31歳)

所属チーム遍歴:ナシオナル・モンテビデ(ウルグアイ)-フローニンゲン(オランダ)-アヤックス(オランダ)-リヴァプール(イングランド)-バルセロナ(スペイン)

身長・体重:182cm・85kg

出身地:ウルグアイ・サルト

現年俸:約18億5000万円

母国ウルグアイの頃はゴールキーパーもやっていたほどボールを扱うのが大好きな少年だったという。今のゴールに対する異常なまでの執着心は、この頃から植え付けられていたのかもしれません。初の海外挑戦は、オランダのフローニンゲン。フローニンゲンは育成には定評があり、スアレスもすぐ、2006-07シーズンには27試合に出場して10得点を記録し、同じオランダのチャンピオンズリーグも常連のアヤックスに移籍(ステップアップ)を果たします。

このフローニンゲン、日本の堂安律も今、所属している既に9ゴールを記録しており、10年前のスアレスの記録に並ぶ勢いを見せています。他にもオランダ代表のロッペンらも、このフローニンゲン出身者。堂安律にも、スアレスやロッペンクラスの世界的プレイヤーになることを期待したいです。

アヤックス、リヴァプールそしてバルセロナと、移籍ごとに高額な移籍金が発生しながらステップアップ。チームを変えるとすぐには周囲との連携もあり、結果が出せないフォワードは多い中、スアレスはどこでもすぐに結果を出すのはさすがの一言。ちなみに、リヴァプール時代に、あのチェルシーのブラニスラヴ・イヴァノヴィッチの腕に噛み付き、10試合の出場停止処分を受け、全世界で話題になりました。

ルイス・スアレスのポイント①:表に出る闘争心

例の噛みつき事件は、もちろん全く褒められたものではありませんが、これだけ「勝つ」「得点を決める」という闘争心が表に出ているのも珍しいタイプです。日本代表と比較しては何ですが、今の日本の選手はスキルは優れている選手は多いと言われますが、どこにぶつかろうとも得点を決めるハングリーさがないと言われています。スマートなサッカーばかりと批判が多いのはそのためです。

サッカーはルールのある戦争と言われるように、特にワールドカップは国の威信を賭けた戦いなのです。この戦いにおいて、スアレスのような闘争心むき出しの戦い方は、モチベーターとしてもチームをプラスの方向に持って行ってくれるでしょう。

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ルイス・スアレスのポイントのポイント➁:圧倒的なフィジカルを活かしたドリブル、パス

身長182cm、体重85㎏と決してサッカー選手としては恵まれている体格とは言えないスアレスですが、トレーニングの積み重ねで築き上げた筋肉で覆われているフィジカル力は圧巻です。まるで丸太のような決してブレず前を向けるスタイルは、イメージ的にストライカーでシュートばかり狙っているようですが、所属するバルセロナではメッシへのラストパス(アシスト)も多く記録していることからも分かるように、パスセンスにも優れています。

また、ドリブルも必見。一気にスピードにのったドリブルは重戦車がフルスピードで猛進しているようなもの、止めるのも恐怖すら感じるほどです。

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ルイス・スアレスのポイントのポイント③:驚異的な決定力

なんといってもフォワードは得点を決めてナンボ。スアレスの右足からも左足からも放つシュートの精度は非常に高く、キックの際に無駄な力がないため、なかなかゴールマウスを外すことが稀なほどです。また、地味ですが、例えばゴールキーパーと1対1になったときも、冷静に相手の動きを見てピンポイントに決めるなど、意外ながら冷静沈着なところも備わっています。

天性のものとも言える、得点嗅覚そして決定力は一まさに天才であり、生まれ持ってストライカーになるべくして生まれたといってもよいくらいです。

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世界No,1ストライカーを決めるなら?

果たして現役世界No,1ストライカーは誰になるのでしょう。やはり人によって基準が異なるので、これが居酒屋の席だったら閉店まで結論は出ないかもしれません。

国内外、色んなメディアなどが「No,1ストライカー」を選出しています。レバンドフスキ(ポーランド代表)、ルカク(ベルギー代表)、アグエロ(アルゼンチン代表)、オーバメヤン(ガボン代表)など世界中の猛者たちや、メッシ(アルゼンチン代表)やCロナウド(ポルトガル代表)のようなオールラウンダーも外せないところです。もちろん他の選手だ!という異論も十人十色あるはずです。

ただ、得点を奪うという、フォワードの一番の仕事に焦点を当ててみれば、スアレスがNo,1という意見は多いのではないでしょうか?フォワードだけではありませんが、サッカーは結果がすべて。2018ロシアワールドカップでスアレスが得点王でも取ろうものなら一気に名声は確固たるものになるでしょう。

引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20160326/425730.html

ウルグアイ代表の日程

 

初回ワールドカップの開催地で、当初は優勝の常連だったウルグアイ代表。それがいつの日から強豪から古豪と言われるような存在になっているのも事実。果たして、ブラジルからサッカー王国の称号を取り返すことができるのでしょうか?

ウルグアイ代表が入るグループは、グループA。FIFAランキング22位でポット2に入ったウルグアイ代表ですが、開催国枠でポット1に入ったロシア代表がいるグループAに入ったことは、運も実力のうち、かなり大きいのではないでしょうか?期待しているウルグアイ国民も多いはずです。

()は日本時間、/はテレビ中継予定

6月15日17:00(15日21:00)ウルグアイ代表vsエジプト代表(エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ)/フジテレビ、NHKBS

6月20日18:00(21日0:00)ウルグアイ代表vsサウジアラビア代表(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

6月25日18:00(25日23:00)ウルグアイ代表vsロシア代表(サマーラ/サマーラアリーナ)/TBS、NHKBS

ウルグアイ代表優勝まで道のり

グループBには、あのCロナウド率いるポルトガル代表がいます。仮にポルトガル代表もウルグアイ代表も1位通過できたとしても、その場合、グループB2位通過は無敵艦隊スペイン代表になる可能性が大。

いずれにせよ決勝トーナメント1回戦は要チェックです。

 

※グループA1位通過の場合

6月30日21:00(1日3:00)グループA1位vsグループB2位(ソチ/フィシュトスタジアム)/NHK

※グループA2位通過の場合

7月1日17:00(1日23:00)グループA2位vsグループB1位(モスクワ/ルジニキスタジアム)/TBS、NHKBS

グループA1位通過の場合

準々決勝(予定)7月6日17:00(6日23:00)(ニジニ・ノヴゴロド/ニジニ・ノヴゴロドスタジアム)/TBS、NHKBS

準決勝(予定)7月10日21:00(1Ⅰ日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

まとめ

ウルグアイの狂犬、ルイス・スアレスについてお届けしました。いかがでしたでしょうか?あの2016-2017シーズンに魅せた世界最高3トップ「MSN」を機能させるメッシ、ネイマールとのトリオはもはや伝説ですよね!

2018ロシアで新たな伝説を作ることができるのでしょうか?注目されます。

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