レヴァンドフスキ【サッカーW杯2018 ポーランド代表代表の注目選手】

      2018/09/21

日本代表と2018ロシアワールドカップで対峙するポーランド代表。ドイツ代表やポルトガル代表、スペイン代表のような世界的に知られたヨーロッパの強豪国ではありませんが、ポーランド代表には世界屈指のストライカー、レヴァンドフスキを擁しているのです。

果たして日本代表は、レヴァンドフスキを止めることができるのか!?レヴァンドフスキについて掘り下げてみましょう。

引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/shibamuranaoya/20180105-00080038/

引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20130912/134387.html

氏名:ロバート・レヴァンドフスキ(Robert Lewandowski)

年齢:1988年8月21日(29歳)

所属チーム遍歴:ズニチュ・プルシュクフ (ポーランド)-レフ・ポズナン(ポーランド)-ドルトムント(ドイツ)-バイエルン・ミュンヘン (ドイツ)※現在

身長・体重:185cm・79kg

出身地:ポーランド・ワルシャワ

現年俸:約17億円

今でこそ世界5大ビッククラブであるドイツ・ブンデスリーガ、バイエルンミュンヘンに所属し、年俸17億円を誇る稀有な世界的ストライカーとなったレヴァンドフスキですが、サッカーキャリアのスタートは、なんと人口約5万5千人(当時)の街、プルシュクフをホームタウンとする当時ポーランド3部リーグに所属していた弱小チームといってよいズニチュ・プルシュクフでした。

しかし、そこからレヴァンドフスキは確実に得点を積みかさね、着実にステップアップをしている、いわば苦労人なのです。特に香川真司も所属しているドイツ・ドルトムント時代には、4年間の公式戦で103ゴールという驚異的なゴール数を量産、なかでも2012年のUEFAチャンピオンズリーグでは、13試合に出場し10ゴール、しかも準決勝ではあのレアルマドリード相手に1人で4ゴールと、今もドルトムントに残る伝説となっているほどです。(ドルトムントはその時準優勝に輝いています。)

レヴァンドフスキの凄さ①:確実に着実に点を取る天性のストライカー

サッカーは結果がすべて!キャリアを通じて10ゴール以下だった時はなく、安定的なゴール数を量産。結果だけでも世界最高のストライカーに異論はない人が多いですが、打点の高さを利用したヘディングシュートやポストプレイを得意としているものの。時には小技を使った個人技で、時にはスピードを活かした高速ドリブルなど、まさに万能といえるほど攻撃パターンが多彩で、あらゆる状況でも、右での左で、頭でも得点につなげることができる天性のストライカーでしょう。

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レヴァンドフスキの凄さ➁:驚異とも言えるジャンプ跳躍力

身長は185cmとサッカー選手としてはずば抜けて高いわけではないのですが、驚異的とも言えるジャンプ跳躍力で、空中戦を負けたことが見たことないほど。そこまで上背はない日本代表では正直太刀打ちできないのではないかと思えるほどです。無駄なファイルなどでFKやCKを与えてしまうと、レヴァンドフスキの打点の高いヘディングが襲ってくるでしょう。相手選手がレヴァンドフスキを狙ってくると分かっていて厚いマークをしていても、その上をいくので意味がありません。

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レヴァンドフスキの凄さ③:大舞台に強い強心臓と勝負強さ

前述したドルトムント時代の準決勝レアルマドリード戦を始めバイエルンでは、ヴォルフスブルク相手に前半0-1とリードされていた後半に怪我明けのレヴァンドフスキを投入、わずか6分後にゴールを決め、同点に追いつくと、そのゴールからわずか4分間で3ゴールを記録し、さらに9分間で5ゴールを決めるなど八面六臂の大活躍。とにかく大舞台に強い強心臓を持ち合わせており、順応力も高いので、いつもとは違うメンバーで戦い代表でも確実に結果を残すでしょう。

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世界最高現役FWはレヴァンドフスキなのか!?

引用:https://twitter.com/lewandowski1582

英メディア『フォー・フォー・トゥ』が「世界のベストFWトップ10」を発表したところによる世界最高現役フォワードの投票結果は以下の通り。

1位 リオネル・メッシ(バルセロナ)
2位 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)
3位 ネイマール(PSG)
4位 ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)
5位 ピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
6位 セルヒオ・アグエロ(マンC)
7位 エディンソン・カバーニ(PSG)
8位 ゴンサロ・イグアイン(ユベントス)
9位 ハリー・ケイン(トッテナム)
10位 マウロ・イカルディ(インテル)

引用:https://www.footballchannel.jp/2018/01/26/post253010/

これによるとレヴァンドフスキは4位となっていますが、あくまでもサッカーはチームプレイ。長年、同じチームで連携ができている選手が多い中で、前述どおりキャリアのスタートをポーランドの弱小クラブから這い上がってきており、もしレヴァンドフスキがずっとバイエルン・ミュンヘンにいたら順位はもっと上だと思います。個人の力、爆発力だけで見れば1位と挙げる人も多いですね。

ポーランド代表の日程

日本代表と同組であるグループHに入ったポーランド代表。実力的にはコロンビア代表が抜きに出ている印象があり、セネガル代表との2位争いか!?レヴァンドフスキが爆発すれば、1位突破も夢ではなくなります。

()は日本時間、/はテレビ中継予定

6月19日18:00(20日0:00)ポーランド代表vsセネガル代表(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK

6月24日21:00(25日3:00)ポーランド代表vsコロンビア代表(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS

6月28日17:00(28日23:00)ポーランド代表vs日本代表(ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ〉/NHKBS

初戦のセネガル戦は、やはり勢いをつける意味でも、その後を精神的に楽に戦う意味でも確実に勝ち点3を取りたいところです。もし初戦で勝ち点0(負け)や勝ち点1(引き分け)になると、日本代表戦は絶対に勝たねばならないプレッシャーがかかるので、格下とはいえ難しい試合になるのではないでしょうか?

ポーランド代表優勝まで道のり

下馬評では、ポーランド代表とセネガル代表では1歩ポーランドのほうが有利でしょうか?ただ、ワールドカップは短期決戦、勢いが最も重要であり、コロンビア代表を含め、セネガル代表とポーランド代表は横一線といってもよいのではないでしょうか?

ここに日本代表が入らないのは残念ですが、現実ですね。

日程は以下の通りです。

※グループH1位通過の場合

7月3日21:00(4日3:00)グループH1位vsグループG2位(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK

※グループH2位通過の場合

7月2日21:00(3日3:00)グループH2位vsグループG1位(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

※グループH1位通過の場合

準々決勝(予定)7月7日18:00(7日23:00)(サマーラ/サマーラアリーナ)/NHK

準決勝(予定)7月11日21:00(12日3:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS

決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

まとめ

ポーランド代表の世界最高FWレヴァンドフスキについてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?もう一度勢いに乗ってしまうと、平気で1試合で4ゴール、5ゴール決めてしまうレヴァンドフスキ。大舞台には強い日本代表DF槙野智章あたりはマンマークでレヴァンドフスキに仕事をさせないようにできるかが日本代表にとってはポイントでしょうね。

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