ハメス・ロドリゲス【サッカーW杯2018 コロンビア代表代表の注目選手】
2018/09/21
日本代表の初戦で対戦相手であるコロンビア代表。日本ではそのことばかりフューチャーされていますが、それを抜きにしても、優勝候補に入れても差し支えないほどの屈指の攻撃陣を誇っています。
その攻撃陣の中心にいてタクトを振るのが、2014ブラジルワールドカップで強烈な印象を受け付けスターダムへの駆け上がり、今ではエースへと成長を遂げたハメス・ロドリゲスです。
再び。ハメスに日本代表は屈服してしまうのでしょうか?ハメス・ロドリゲスの凄さなど深掘りしていきたいと思います。
引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20140722/213810.html
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ハメス・ロドリゲス プロフィール
2014W杯で一躍有名人に。ハメロドhttps://t.co/wWscfHBjGH
— サッカープレイヤー@相互フォロー (@tonikuro1) April 12, 2018
氏名:ハメス・ロドリゲス(本名:ハメス・ダビド・ロドリゲス・ルビオ(James David Rodríguez Rubio))
年齢:1991年7月12日(26歳)
所属チーム遍歴:エンビカド(コロンビア)-バンフィエルド(アルゼンチン)-ポルト(ポルトガル)-モナコ(モナコ※フランスリーグアン)-レアルマドリード(スペイン)-バイエルンミュンヘン(ドイツ)(現在)
身長・体重:180cm・75kg
出身地:コロンビア・ククタ
現年俸:約9億6000万円
ハメス・ロドリゲスの場合、例えばメッシのように幼少期から世界的に注目されて、ビッククラブのユースで育ったエリート選手ではありません。もちろん一流には違いありませんが、超一流とは言えませんでした。
そのため、所属クラブもヨーロッパの中堅どころを渡り歩いている並みの選手のイメージでした。これが一気に好転したのは、やはり2014ブラジルワールドカップ。
日本戦を含め、そこまで注目度の高くなかったハメス・ロドリゲスが八面六臂の大活躍。コロンビア代表は準々決勝で敗れたにもかかわらずベストイレブン、得点王に輝きました。
その実績を買われ、超が付くビッククラブレアルマドリードに6年契約、移籍金は7500万ユーロ(約103億円)から8000万ユーロ(約110億円)、年俸は700万ユーロ(約9億6000万円)という好待遇で移籍しました。ハメス・ロドリゲスが超一流選手として認められた瞬間です。※現在はバイエルン・ミュンヘンにレンタル移籍中
ちなみに日本では、滝川クリステルと共演したトヨタ・シエンタのCMでもお馴染みですね。
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ハメス・ロドリゲスの凄さ①:乗らせると止まらない爆発力
語り継がれている2014ブラジルワールドカップでの活躍に象徴されますが、南米の選手らしく一度乗らせてしまうと、誰も止められないほどの爆発力を有しています。日本戦では温存で途中出場、短い時間でも確実に得点を決めており、その乗らせた時の決定力は世界トップクラスで間違いありません。
2014年まで4大会ワールドカップ本戦の切符を逃していたコロンビア代表が、今ではFIFAランキング16位と南米でも屈指の強豪国となり、予選もプレーオフまでいかず進出してきているのは、シンデレラボーイからエースと成長したハメス・ロドリゲスの存在は大きいでしょう。
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ハメス・ロドリゲスの凄さ➁:股関節の可動域の広さ
これは天性のものかもしれませんが(もちろん日頃の丹念も影響しますが)、驚異的といえる股関節の可動域の広さは、華麗なハメス・ロドリゲスのプレーに大きく影響しています。股関節が極端に言えば体格まで曲がるほどで、そのため体幹軸はブレにくく、上半身の予備動作も少なくなります。そうなることで、相手DFからすれば、モーションでパスなのかシュートなのか、更にはどこにパス(シュート)をしようとしているのか読みづらく当たりに行きづらいのです。
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ハメス・ロドリゲスの凄さ③:大事なところで最高のラストパス
MFながら2014ブラジルワールドカップ得点王なので得点感覚もずば抜けていますが、より凄さが強調されるのはパスの精度。悪魔の左足と評されるほど人間離れした針に糸を通すような正確なセンタリングは圧巻レベル。特にセンタリングは早くて正確、それでいて味方に優しいと3拍子揃っており、決定的チャンスを何度も生み出しています。特にワールドカップのような大舞台ではより強さを発揮する勝負強さも大きなポイントです。
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ハメス・ロドリゲスの相棒となる選手は?
引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140125/164485.html
ハメス・ロドリゲスはたとえ1人でも打開できるいわゆるデュエルの強さも持ち合わせていますが、それ以上に周囲を活かすプレーが彼の真骨頂。最高の相棒がいることでより輝きを増すのです。
その最高の相棒となりえるのが、長年コロンビア代表の顔として君臨している絶対的フォワード、ラダメル・ファルカオです。
ファルカオは、まさに典型的な生粋のセンターフォワード、点取り屋タイプで、両足でどこからでも常にゴールを狙うゴールハンターです。ただ手数が多いフォワードは世界にごまんといますが、ファルカオの凄いところは、1本1本のシュートが強烈で正確無比な点。基本、ゴールマウス内に飛ぶシュートなので、相手GKは一瞬たりとも気が抜けません。
なお、日本が1-4と大惨敗を喫した2014ブラジルワールドカップではファルカオは負傷でワールドカップに出場していなく、準々決勝までいったものの、コロンビア代表は実質2軍状態だったと言われています。このまま順調にいけば、とうとう1軍のコロンビア代表が見られることになります。もちろん日本にとっては4年前以上に脅威となることは間違いありません。
コロンビア代表の日程
4年前と同様また日本代表と同組のグループHに入ったコロンビア代表。グループリーグの日程は以下の通りです。
()は日本時間、/はテレビ中継予定
6月19日15:00(19日21:00)コロンビア代表vs日本代表(サランスク/モルドヴィアアリーナ)/NHK
6月24日21:00(25日3:00)コロンビア代表vsポーランド代表(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS
6月28日17:00(28日23:00)コロンビア代表vsセネガル代表(サマーラ/サマーラアリーナ〉/NHKBS
日本国民には耳の痛い話ですが、注目は初戦の日本代表戦でいかに大量得点で勝利を収め、勢いにのれるかがコロンビア代表にとっては大事でしょう。上述したとおり、乗られると止められないハメス・ロドリゲスを筆頭に南米らしい調子に乗ると止まらないチーム。無双状態となる可能性が高くなります。
コロンビア代表優勝まで道のり
下馬評ではグループリーグ1位通過が有力視されているコロンビア代表。そのまま勢いにのって優勝なんてことがあり得るのでしょうか?優勝までの道のりをみてみましょう。
日程は以下の通りです。
※グループH1位通過の場合
7月3日21:00(4日3:00)グループH1位vsグループG2位(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK
※グループH2位通過の場合
7月2日21:00(3日3:00)グループH2位vsグループG1位(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK
※※グループH1位通過の場合
準々決勝(予定)7月7日18:00(7日23:00)(サマーラ/サマーラアリーナ)/NHK
準決勝(予定)7月11日21:00(12日3:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/テレビ朝日、NHKBS
決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK
やはり決勝トーナメントの日程が基本1日ずつ遅くなる1位通過チームがコンディション調整には断然有利。コロンビア代表が優勝を目指すならグループリーグ1位通過がマストといえるでしょう。
まとめ
日本代表にとって最も嫌な相手であるコロンビア代表のエース、ハメス・ロドリゲスについてまとめてみました。大型移籍を果たしたレアルマドリードでは苦汁をなめる時もありましたが、バイエルンミュンヘンに移籍に完全に息を吹き返しています。
ワールドカップで名を上げたハメス・ロドリゲス、再びワールドカップで躍進してメッシ、Cロナウド級の選手までステップアップするでしょうか?注目されます。
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