サッカーワールドカップ(W杯)出場国紹介!【サウジアラビア】

      2018/09/21

いよいよ半年後に迫った2018FIFAワールドカップ・ロシア大会。

各国のプライドを懸けた熱い戦いが今から期待されますね。

そこで今回は2006ドイツ大会以来、3大会ぶりに出場するサウジアラビアについて対戦国や見所を紹介して行きます!

サッカーワールドカップ(W杯)出場国・サウジアラビアとは?

引用:http://www.jfa.jp

日本と同じワールドカップ・アジア予選を勝ち抜き、ワールドカップ本戦に勝ち上がってきたサウジアラビア。

アジア最終予選では日本と同じグループBに入り、1位の日本に次ぐ2位の成績を収め、アジア最終予選を勝ち上がってきましたね。

ちなみにアジア最終予選での日本との対戦成績は1勝1敗の五分。

通算成績は日本が8勝4敗1引き分けと、日本が大きく勝ち越しています。

そんなサウジアラビアはどんなチームなのでしょうか?

最新FIFAランキングでは65位

今年1月に発表された最新のFIFAランキングで65位でした。

これはアジアの出場国のイラン(34位)、オーストラリア(36位)、日本(56位)、韓国(59位)の中で最も低い順位。

ロシア・ワールドカップに出場する全32チームの中で最下位となります。

何が起こるか分からないワールドカップ、ジャイアントキリングが期待されますね。

3大会ぶり5回目のワールドカップ

サウジアラビアがワールドカップに出場するのは3大会ぶり5回目となります。

初出場は日本よりも1大会早い、1994年アメリカ大会。

グループリーグではオランダ、モロッコ、ベルギーと当たり、2勝1敗でグループリーグ2位で決勝トーナメントに駒を進めました。

決勝トーナメント初戦のスウェーデン戦で惜しくも敗れますが、初出場にしてベスト16と躍進を果たします。

しかし、その後に出場した1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会では1勝もできず、その後は2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会とアジア予選で敗退。

初出場を果たした1994年アメリカ大会以来、ワールドカップでは勝利を挙げられていません。

ですので、今大会では初出場した1994年アメリカ大会以来の悲願の勝利が期待されますね。

サッカーワールドカップ(W杯)出場国・サウジアラビアの試合日程、対戦国は?

先日、行われたサッカーワールドカップ・ロシア大会の抽選会でサウジアラビアはグループAに振り分けられました。

これはロシア、ウルグアイ、エジプトと同じです。

各国のFIFAランキングはロシア=62位、ウルグアイ=22位、エジプト=30位となります。

サウジアラビアにとっては比較的、運がいいグループに入ったと言えるかもしれません。

ロシアはホスト国といえど、FIFAランキング的にはサウジアラビアと同等。

エジプトはアフリカの強豪国ですが28年ぶりの出場と、経験値に於いて心配があります。

ウルグアイはハマればかなり強い相手ですが、エース・スアレスにムラっ気があり、そこをうまく封じこめばウルグアイを機能不全に陥らすことが出来て、わずかながら勝機はありそうです。

初戦は6/15開幕試合となるロシア戦

引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?138793-138793-fl

サウジアラビアの初戦ですが、ロシア・ワールドカップの開幕試合に当たる6/15のロシア戦。

全世界が注目するこのカードは皮肉にも、ロシア・ワールドカップの出場国の中で最下位対決となります。

ロシア国民が注目する大一番。

2節以降の対戦相手を考えるとロシアにとっては必ず勝ち点3が欲しいところ。

ロシアにとって、完全ホームの試合に加え、相手は最弱のサウジアラビア。

必ず、前がかりになるはずでしょう。

サウジアラビアは伝統的に堅守速攻のチームですので、序盤にうまくカウンターが決まれば、試合を有利に進めれそうですね。

この試合でサウジアラビアが勝ち点3を取れれば、念願の決勝トーナメント進出に大きく前進します。

日本と同じアジア代表のサウジアラビアの成績は日本にとっても他人事ではありません。

ロシア大会での成績が今後のワールドカップの地域別出場数の振り分けに大きく影響しますからね。

この一戦は開幕戦ということに加え、日本と同じアジアのサウジアラビアの試合ということもありますので、かなり注目していただきたい試合です。

2戦目は6/21ウルグアイ戦

引用:https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20130812/128575.html 

2戦目の相手はウルグアイです。

バルセロナで活躍するスアレスやPSGのカバーニなど前線がとても強力です。

順当に行けばウルグアイが勝つでしょう。

ですのでサウジアラビアにとっては勝ち点1を狙う戦いが強いられますね。

ムラっ気があるスアレスをいかにイライラさせれるか、気持ちよくプレイさせないかが勝負のポイントとなりそうです。

3戦目は6/25エジプト戦

引用:https://www.jiji.com/jc/d4?p=wct117-jpp025189357&d=d4_ftee

3戦目は1990年のイタリア大会以来、28年ぶりに出場するエジプト。

ワールドカップではあまり目立った戦績を残せていませんが、アフリカナンバーワンを決めるアフリカネイションズカップでは最多優勝を誇る、アフリカ屈指の強豪国です。

しかも近年、多くの代表選手がヨーロッパで活躍し、力をつけています。

特にFWのリヴァプール所属・モハメド・サラーはプレミアリーグに於いて、得点ランキング2位(2018年1月現在)と絶好調。

1月末の時点で23試合に出場して18得点を叩き出しています。

サウジアラビアにとって難しい相手となることは間違いありませんね。

サッカーワールドカップ(W杯)出場国・サウジアラビアの見所は?

ここでは3大会ぶりにワールドカップ出場を決めたサウジアラビアの見所を紹介して行きます!

賛否両論?サウジアラビア人選手の集団移籍

かつては海外移籍に厳しい制限を設けていたサウジアラビア。

代表で活躍する選手のほとんどは国内リーグでプレイしていました。

しかし、近年の代表チームの低迷を受けて、サウジアラビアサッカー連盟が思い切った行動を起こします。

それは今回の冬の移籍マーケットで実に9人の代表クラスの選手がスペインのリーグに移籍。

サウジアラビアサッカー連盟とスペインサッカー連盟が協定を結んだことで実現したようですが、スペイン国内では「サッカー連盟が主導して選手を送り込むなんて聞いたことがない」と波紋を呼んでいるようです。

9人全員がレンタル移籍に加え、レンタル料や給料はサウジアラビアサッカー連盟持ちという異例の契約内容。

一部ではスペインサッカー連盟がサウジアラビアのオイルマネーに目が眩んだのでは?と冷ややかな視線が浴びせられています。

サウジアラビアサッカー連盟は国内リーグよりレベルの高いスペインでプレイさせることで代表チームの強化を狙っているようですが、果たしてこの判断が吉と出るのか?凶と出るのか?

本番が楽しみですね。

ゴタゴタがあった監督問題

昨年、9月6日に行われたアジア最終予選で日本を破ったことでワールドカップ・ロシア大会に出場を決めたサウジアラビアですが、その時の監督がオランダ人のベルト・ファン・マルワイク氏でした。

当初はマルワイク氏でワールドカップ本戦も挑むはずでしたが、マルワイク氏の側近スタッフの解雇やサウジアラビアに滞在することの拒否などを理由に辞任してしまいます。

その後、急遽就任したのが、アルゼンチン人のエドガルド・バウサ氏でしたが就任後、5試合の親善試合で2勝3敗と結果を残すことが出来ずに解任。

現在は、昨年10月までチリを率いたアルゼンチン人のフアン・アントニオ・ピッツィ氏が指揮を振るいます。

このゴタゴタの監督問題がワールドカップ本戦でどう影響するのか?今から注目ですね。

色々あったサウジアラビアに注目!

ここまでワールドカップロシア大会に出場するサウジアラビアについてまとめてきました。

開幕試合からいきなり登場するサウジアラビア。

同じアジアとして是非、注目したいですね!

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