キリアン・ムバッペ【サッカーW杯2018 フランス代表の注目選手】
2018/09/21
レアル・マドリードのベンゼマや、アーセナルのラカゼットなど、ワールドカップ落選組でイレブンを作ると衝撃の年俸417億円にもなると話題のフランス代表。それだけ選手層が厚く、話題度ではドイツ代表やブラジル代表には劣るものの、隠れた優勝候補とも言えます。
そんなフランス代表のキーマンの1人が、キリアン・ムバッペです。果たして、キリアン・ムバッペはどんな選手なのでしょうか?プレースタイルなどを掘り下げていきましょう。
引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?224952-224952-fl
Contents
キリアン・ムバッペ プロフィール
引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?240454-240454-fl
氏名:キリアン・ムバッペ(キリアン・エムバペ)(Kylian Sanmi Mbappé Lottin)
年齢:1998年12月20日(19歳)
所属チーム遍歴:モナコ(フランス)-パリ・サンジェルマン(レンタル)※現在
身長・体重:178m・73kg
出身地:フランス・ボンディ
現年俸:約9億円(予定)
カメルーンにルーツがあるサッカーコーチをしていた父親と、アルジェリアにルーツがある元ハンドボール選手である母親というスポーツ一家に生まれたキリアン・ムバッペ。自然と、地元のクラブであるボンディでサッカーを始めます。プロスタートは、フランス・リーグアンのなかでも伝統あるクラブ、モナコ。モナコの最年少得点記録である17歳と26日で初得点を決めるなど、いきなり鮮烈なデビューを果たします。
その後も、プロ2年目には、リーグ・アン史上2人目の若さでハットトリックを達成するなど、モナコに17季ぶりとなるリーグタイトルをもたらす大活躍。その活躍が認められ、2017年シーズンオフには、フランスNo,1ビッククラブで、世界五指に入っていると言われている、あのネイマールも所属するパリ・サンジェルマンにレンタル移籍。クラブ史上、史上最年少となる二ケタ得点を記録し、早くもフランス代表への期待度も高まってきます。
ワールドカップ終了後には、あのレアル・マドリードに、移籍金最大1億8000万ユーロ(約232億円)を出すことでムバッペ獲得に際してモナコと基本合意したと報じされており、10代にして早くも年俸9億円をもらうビックプレイヤーになろうとしています。
フランス代表として、下部組織のフランスU-19代表では、UEFA U-19欧州選手権出場し、5得点を記録しチームを優勝するなど各世代で活躍、2017年には早くもA代表に選出、2018年には伝統のフランス代表10番を背負う存在になるなど、期待度は高いです。
キリアン・ムバッペのポイント①:爆発的スピードと判断能力
キリアン・ムバッペの最大の特徴といえば、やはりスピード!ボールを持っていても、持っていなくても関係ないほどのスピードで、一瞬で相手DFを置き去りにするプレーはまさに圧巻です。
トップスピードは、なんと時速44.7kmまで達すると言われており、またそのトップスピードまで達するまでの時間も早いでの、一気にアクセルを踏んでトップギアまで持っていけるイメージです。このスピードはほぼ、あのウサイン・ボルトと同じくらいというのだから速さが分かるというものです。
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キリアン・ムバッペのポイント➁:テクニック満載の変幻自在ドリブル
アフリカンにルーツがあるからか、独特のリズムを持っており、ボールをまるで手で扱っているように自由自在に操る変幻自在のドリブルは必見です。上記通り、トップスピードまでの速さも抜群なので、高速のドリブルだけでなく、テクニックも満載なので、(良い意味で)遊んでいるような遊び心のあるドリブルで観客を魅了します。
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キリアン・ムバッペのポイント③:10代にしてフランス代表10番を背負う逸材
まだ10代にして、ボクバやカンテなど、世界トップリーグで主力を張っているトップ選手の10番候補がうようよいるフランス代表の中で、10番と言う栄光のエースナンバーを背負うキリアン・ムバッペ。フランス代表でも、早くもゴールを決めるなど覚醒し始めています。
元フランス代表のデュガリー氏は、キリアン・ムバッペに対して、
「彼は私たちのミシェル・プラティニであり、ジネディーヌ・ジダンだ。彼こそが未来なんだ。だからこそこのポジションでプレーをさせ、様々なことを学ぶ機会を与えなければいけない」
と語っており、フランス国内でも同様に、ジダン2世、プラティニ2世と、フランス代表のレジェンドプレイヤーと重ねてみる人も多いです。
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キリアン・ムバッペ前の歴代主なフランス代表の10番
フランス代表の命運を握っていると言うべき存在であるキリアン・ムバッペ。2014ブラジルワールドカップで、コロンビア代表のハメス・ロドリゲスが大ブレイクしたように、キリアン・ムバッペの大ブレイクの予感がひしひし感じます。
では、キリアン・ムバッペが背負う事になった伝統のフランス代表のエースナンバー10。かつてフランス代表の10番を背負った主な選手を見てみましょう。
①ミシェル・プラティニ(1982~1986年頃)
引用:https://middle-edge.jp/articles/vUEDH
「将軍」とまで言われた魅了するプレーをし続けるテクニシャン
➁ジネディーヌ・ジダン(1996~2006年頃)
引用:http://www.golaco.club/articles/1932?page=2
フランスの至宝である華麗なプレーで試合をコントールするマエストロ。監督としても優秀で、次期フランス代表監督と言う噂も。
③カリム・ベンゼマ(2012~2014年頃)
引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20170324/566764.html
野性味溢れる爆発力のある点取り屋。今大会では残念ながら招集されず。
フランス代表の日程
グループCに入った日本代表。グループリーグの日程は以下の通りです。グループリーグから、キリアン・ムバッペの爆発が見られるでしょうか?注目試合が続きます。
()は日本時間、/はテレビ中継予定
6月16日13:00(16日19:00)フランス代表vsオーストラリア代表(カザン/カザンアリーナ)/NHK
6月21日16:00(22日0:00)フランス代表vsペルー代表(エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ)/NHK
6月26日17:00(26日23:00)フランス代表vsデンマーク代表(モスクワ/ルジニキスタジアム〉/テレビ朝日、NHKBS
実力上では、安泰とも言えるフランス代表。しかし、何が起こるか分からないのがワールドカップ。特に1位通過を決定づける試合となるであろうデンマーク戦は、同じ大陸で勝手知っているだけに油断大敵です。
フランス代表優勝まで道のり
自国開催だった1998フランス大会以来の優勝を目指すフランス代表。まずは、グループリーグで1位通過を目指したいところです。
※グループC1位通過の場合
6月30日17:00(30日23:00)グループC1位vsグループD2位(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS
※グループC2位通過の場合
7月1日21:00(2日3:00)グループC2位vsグループD1位(ニジニ・ノヴゴロド/ニジニ・ノヴゴロドスタジアム)/テレビ朝日、NHK
※※グループC1位通過の場合
準々決勝(予定)7月6日17:00(6日23:00)(ニジニ・ノヴゴロド/ニジニ・ノヴゴロドスタジアム)/TBS、NHKBS
準決勝(予定)7月10日21:00(11日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/NHK
決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK