サッカーワールドカップ（W杯）2018 優勝候補はどこだ！？
2018/09/21
世界中のサッカーファンが待ちに待った2018ロシアワールドカップ開催まであと数か月と迫ってきました。特に、自国開催にもかかわらず、ドイツ代表に大敗して敗れ去ったブラジル国民にとっては、この4年間はかなり長く感じたのではないでしょうか？相当リベンジに燃えているはずです！
U-23で若手の勢いと脆さがあり、結構番狂わせも多いオリンピックに比べ、どの国もしっかり調整をして挑んでくるワールドカップは実力通りに進む場合も多いですが、果たして2018ロシアワールドカップの優勝候補はどこになるでしょうか？大胆予想をしてみました！
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過去の優勝回数から見る！
1930ウルグアイワールドカップ以来、2014ブラジルワールドカップまで全20回開催されているFIFAワールドカップですが、優勝を飾った国はわずか7か国しかありません。優勝回数順に並べてみましょう。
ブラジル代表（優勝5回）：1958、1962、1970、1994、2002
ドイツ代表（※西ドイツ含む）（優勝4回）：1954、1974、1990、2014
イタリア代表（優勝4回）：1934、1938、1982、2006
ウルグアイ代表（優勝2回）：1930、1950
アルゼンチン代表（優勝2回）：1978、1986
イングランド代表（優勝1回）：1966
スペイン代表（優勝1回）：2010
以上7か国しかないのです。天才クライフを擁し、現代サッカーの礎であるトータルフットボールで70年代世間を席巻したオランダ代表が優勝ゼロというのも意外です。
また、ブラジルに並ぶサッカー大国で今でも世界一のプレイヤーと名高いメッシを生んだアルゼンチン代表が2回で、もう優勝から30年以上遠ざかっているのも意外に思う人が多いのではないでしょうか？
それにしても、優勝回数2位タイを誇るイタリア代表が、2018ロシアワールドカップ本戦に出場できないのはサッカーファンとしてはやはり残念ですよね。個人的にもイタリア代表のウノゼロの精神（1-0で勝つ美学）が好きなので、応援していたのですけどね。
イタリア代表が弱体化した要因の一つに、自国リーグであるセリアAの衰退が挙げられています。やはり自国に有能なプレイヤーが揃えば、選手の自然と育つのでしょう。そう考えると、やはり日本もJリーグの発展無しに日本代表の躍進は考えらえないという事ですね。
なお、準優勝以上（決勝進出回数）上位3国は
ドイツ代表（8回）：1954、1966、1974、1982、1986、1990、2002、2014
ブラジル代表（7回）：1950、1958、1962、1970、1994、1998、2002
イタリア代表（6回）：1934、1938、1970、1982、1994、2006
ベスト4以上、上位3国は
ドイツ代表（13回）：1934、1954、1958、1966、1970、1974、1982、1986、1990、2002、2006、2010、2014
ブラジル代表（11回）：1938、1950、1958、1962、1970、1974、1978、1994、1998、2002、2014
イタリア代表（8回）：1934、1938、1970、1982、1990、1994、2006
となっており、やはりドイツ代表、ブラジル代表、イタリア代表がワールドカップにおける上位3強であることは間違いありません。
なかでも、特筆すべきなのが、ドイツ代表、全20大会中8回と半分近くは決勝戦まで達している驚異の勝率！人口8,000万人強と日本より少ないことを考えると、なお一層凄さが分かるのではないでしょうか？
日本のオリンピックにおける柔道のような、金メダルのみ狙うような感覚なのかもしれません。ドイツは幼少期からしっかりとした育成カテゴリーが分かれており、どんな小さな村にも、チームがありサポーターがいる環境が整っているのです。
そのため、次から次へと有能な選手が登場しており、当然競争も激化しています。日本のサッカー発展のためには、ドイツを大いに参考にすべきでしょうね。
サッカーワールドカップ（W杯）2018 優勝候補はどこだ！？
本命：ドイツ代表
FIFAランキング：1位
グループ：グループF（メキシコ、スウェーデン、韓国と同組）
寸評：前述の決勝戦進出回数8／20回が物語るように、次々と若手の台頭も進んでおり、2014ブラジルワールドカップ優勝メンバーと、20代前半の若手が見事に融合しており、FIFAランキング1位が物語るように、絶対的優勝候補と言ってよいでしょう。ヨーロッパ予選でも、引き分けすらない10戦10勝で圧勝。攻守ともにバランスがよく、隙が無いサッカーを行うので死角が見当たらないところが、あえて言えば弱点になるかもしれません。
注目選手：メスト・エジル／アーセナル
引用：http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=4165
所属するアーセナルでも中心人物のゲームメーカー。経験、実力ともに彼の出来でチームの実力は左右することは間違いありません。卓越したゲームセンスは圧巻。
対抗：ポルトガル代表
FIFAランキング：3位
グループ：グループB（スペイン、メキシコ、イランと同組）
寸評：世界最高プレイヤーとしても名高いCロナウド率いるポルトガル代表。カリスマ性もあるCロナウドの出来が良く、初戦で大注目となっているスペイン代表戦に大勝するようなことがあれば、一気に勝ち進む可能性は十二分にあります。Cロナウドばかりに目をやっていると、マンチェスターシティのベルナルド・シウバやACミランのアンドレ・シルバと言った両シルバだと旬のFW陣が隙をついて決める決定力があります。
注目選手：クリスティアーノ・ロナウド／レアルマドリード
引用：https://www.soccer-king.jp/news/world/euro/20160619/457821.html
言わずもがな、シュート、パス、ドリブル、カリスマ性どれをとってもチームの柱。キャプテンでもあり、チームを牽引する。
対抗：ブラジル代表
FIFAランキング：2位
グループ：グループE（スイス、コスタリカ、セルビアと同組）
寸評：4年前の雪辱に燃えるブラジル代表。メンバーも4年前とはかなり様変わりしてリニューアル。ネイマールを始め、バルセロナで活躍するパウリーニョやコウチーニョなど粒ぞろいの選手が揃った印象。ただ、本命ではなく対抗にしたのは、自国ブラジルや中国所属の選手もおり、ロシアの環境への対応への不安と、ブラジル代表の永遠の弱点とも言える守備のもろさが今チームでも出る可能性がある点。
注目選手：ネイマール／パリSG
引用：https://www.soccer-king.jp/news/world/southamerica/20170810/625170.html
4年前の屈辱を一番強く味わった選手の1人。所属チームでも完全に実力が発揮できておらず、ワールドカップを機にCロナウド、メッシクラスへの価値に戻せるか、超一流のポテンシャルはあるだけに、注目が集まります。
大穴：ベルギー代表
FIFAランキング：5位
グループ：グループG（イングランド、パナマ、チュニジアと同組）
寸評：アザール、ルカク、フェライニを始め、世界中のトップクラブで主力を張る選手を揃え、ベルギー代表史上最もワールドカップ優勝に近いチーム。選手個々の実力だけでは優勝候補筆頭のドイツ代表と双璧をなすほど。あとは、ワールドカップでの経験不足をどこまで実力と勢いでカバーできるかがポイント。
注目選手：エデン・アザール／チェルシー
引用：https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20170321/565286.html
ビッククラブでも司令塔となっているキャプテン10番を背負うベルギー代表の顔です。キラーパスが来るか、それともシュートでくるか予測不能なプレーで、相手を混乱されます。
大穴：ポーランド代表
FIFAランキング：6位
グループ：グループH（コロンビア、セネガル、日本と同組）
寸評：超大穴ともいえる存在ながら、FIFAランキング6位の実力は侮れません。レワンドフスキを中心にチーム力抜群！グループリーグでしっかり強敵であるコロンビア代表に勝利を収め、1位通過をすれば、予想としては決勝トーナメント1回戦は比較的戦いやすい相手が多く、ノーマークなだけに一気に勝ち進む可能性は否定できません。
注目選手：ロベルト・レワンドフスキ／バイエルン
引用：https://news.yahoo.co.jp/byline/shibamuranaoya/20180105-00080038/
所属するバイエルンミュンヘンでも、96試合77ゴールを決めている根っからの点取り屋。代表を含め、どこのチームでもすぐにフィットし、ゴールを量産する万能タイプなので、相手の相性など関係ありません。
まとめ
サッカーワールドカップ（W杯）2018 優勝候補はどこだ！？をテーマにお届けしてみました。いかがでしたでしょうか？イギリスのブックメーカー「ウィリアムヒル」では大本命ドイツ代表でも現状5.5倍。これだけワールドカップの優勝国は予想しづらいということなのです。
それだけ予想不可能な好ゲームが多い証拠でもありますよね！
ちなみに今回予想した他の国の倍率は、ポルトガル26倍、ブラジル6倍、ベルギー13倍、ポーランド41倍となっています。ウィリアムヒルは日本にいながら合法的にベッティングできるので、興味がある人はぜひベット！
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