サッカーワールドカップ(W杯)出場国紹介!【メキシコ】

      2018/09/21

日本代表のエース、本田圭佑選手が所属しているクラブチーム、パチューカがあることでもお馴染みのメキシコ

代表チームも、北中米の強豪で、ワールドカップ常連国です。

過去に1930のウルグアイで行われた第1回大会から、予選敗退をしたのはわずか5回(棄権を含む)と、ほぼ本戦出場を果たしていると言えます。

2018ロシアワールドカップ本戦にも出場が決まっているメキシコ代表、いったいどんなチームなのでしょうか?

メキシコってどんな国?

日本人が抱くメキシコのイメージだとどんなものがあるでしょうか?テキーラやサルサなどのメキシコ料理は有名ですよね。

あとは、最近ではトランプ大統領が壁を作ると言い出している移民や、麻薬大国になっていて治安の悪化が懸念されてることなどでもクローズアップされてしまっています。

メキシコの位置としては、アメリカの南、ブラジルの北で、北中米に属しています。地球の裏側と言われているブラジルと近いと言うだけあって、日本からは遠く離れている国です、ただ、前述した本田圭佑選手をはじめ、ボクシングや(覆面)プロレスなども盛んなので、スポーツ好きには結構馴染み深い国かもしれません。

面積は、1,972,550k㎡もあり、意外なとこに世界第13位の広さを誇っています。日本の面積が、世界第62位の377,972.28k㎡なので、約3倍の広さはあることになります。

人口は、128,632,000人で日本とほぼ一緒ですが、面積の広さを考えると、人口密度はそこまで高くはないですね。

首都はメキシコシティで、国民の多くがキリスト教(主にカトリック)で、公用語ではありませんが、スペイン語を話しています。

サッカーとしては、自国リーグはリーガMXで、本田圭佑選手の所属するパチューカは絶対的な強さを誇っています。他にもクラブアメリカサントス、UANLティグレスなどのチームも世界に通じる強豪チームは有名ですね。

ブラジルやアルゼンチンなどのサッカー強豪国から近いと言うこともあり、一般的にはヨーロッパリーグに行くほどではない2流クラスの選手、もしくはピークを過ぎた選手、将来性のある若手有望洲選手が所属しているイメージですね。

メキシコ代表とは?

2018ロシアワールドカップ北中米カリブ海予選では、最終予選となる4次予選にて、メキシコ代表はグループA。同じ組には、カナダ、ホンジュラス、エルサルバドルが属していました。

そのなかで、メキシコ代表は5勝1分け無敗と、アウェイ戦も含め危なげない戦いを繰り広げ、2018ロシアワールドカップ本戦への切符を手にしています。

そんな強さもあり、現在のFIFAランキングは17位とかなり上位にランクインしています。

メキシコ代表の強さは、そこまで上背がない選手が多いため、空中戦などはあまり強くないのですが、スピード抜群で、トリッキーな動きを得意としています。

ただ、今の代表含めて絶対的エースや守護神のような存在はいなく、チーム力で勝っていく感じです。そのため、日本代表ともタイプが似ているとよく言われていて、参考になるところが多いです。

中心人物が育たないのは、現代表も、その多くが、自国リーグに所属している選手が多く、内弁慶になりがちなところではないでしょうか?日本同様、ヨーロッパからの地理的な問題、経済的な問題、そして言葉の壁がどうしてもあるのかもしれません。

6大会連続ベスト16止まりのメキシコ代表、壁は突き破れるか?

ワールドカップでのメキシコ代表の成績は賛否が分かれるところです。

というのも、メキシコ代表は2014ブラジルワールドカップまで、6大会連続でベスト16、つまりグループリーグは突破しているのです。

日本代表で例えると、グループリーグを突破したのは2002日韓と2010南アフリカの2大会のみ、5大会出場して2大会の確率なので、そう考えるとコンスタントに決勝トーナメントに進出するメキシコ代表は確実に勝負強いチームとも言えなくもありません。

しかし、現状FIFAランキング17位であることを考えると、ベスト16であるグループリーグ突破はある程度、想定内でないといけないという声もあり、自国開催だった1986メキシコワールドカップ時のベスト8を超える成績をロシアでは収められるのでしょうか。

メキシコ代表と対戦する国は?試合日は?

メキシコ代表が入ったグループは、グループF

グループFには、メキシコ代表のほかに、ドイツ代表、スウェーデン代表、韓国代表の計4チームとなっています。

6月17日18:00(18日0:00) メキシコ代表 vs ドイツ代表(モスクワ/スパルタクスタジアム)

6月23日18:00(24日0:00)メキシコ代表 vs 韓国代表(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ

6月27日19:00(27日23:00) メキシコ代表 vs スウェーデン代表(エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ)

※()は日本時間

このグループFでは、現状最強との声も多いドイツ代表が絶対的存在と言うのは間違いないでしょう。ある意味、どのチームもドイツ戦はともかく他の試合で確実に勝って2位通過を目標にするかもしれません。

そんな意味でも、鍵を握るのは第2戦の韓国戦。勝利はもちろんのこと、より多く得点を取って、失点を抑え、得失点差を上積みしておきたいところです。

また広大な土地のロシアならではですが、ワールドカップ本戦で、試合によって時差が生じるのはポイントになるかもしれません。1戦、2戦が行われえるモスクワなどと比べて、3戦目のエカテリンブルクは時差が2時間進んでいます。

たかだか2時間ですが、されど2時間、選手の体調、コンディション調整も結果に大きく結びついてくるのではないでしょうか?

メキシコ代表、キープレイヤーはこの3人!

過去の大会を見ても、優勝ないし躍進をしたチームには必ずといってよいほどワンダーボーイと呼ばれるようなスター、キープレイヤーが生まれてきています。メキシコ代表が躍進するために必要不可欠なキープレイヤーはいったい誰になるのでしょうか?

①ハビエル・エルナンデス/ウェストハム・ユナイテッドFC

メキシコ代表のエースと言えば、やはりこの人でしょう。ここまでマンチェスターユナイテッド、レアルマドリード、レバークーゼンといった名だたるビッククラブで、しっかり結果を残してきた名フォワード。175㎝と上背はないものの、類まれな特典嗅覚を持っており、驚くようなポジショニングで確実に点を取る天性の点取り屋です。チチャリートの愛称でも有名。

➁ジョバニ・ドス・サントス/ロサンゼルス・ギャラクシー

もうピークを過ぎたと言う声もありますが、まだ29歳もう一花咲かしてくれることでしょう。代表キャップ100試合以上誇り、メキシコ代表の司令塔として君臨してきた経験は、必ずや大舞台で発揮することでしょう。攻撃的MFとして、センス抜群のパスを供給するコンダクター

③イルビング・ロサノ/PSVアイントホーフェン

2016シーズンまで、本田圭佑選手が現在所属しているパチューカにいた若き期待のフォワードです。若干22歳ながら、各世代で国際大会の経験を積んでおり、実績は十分。スピード溢れるドリブルと、強烈なシュートを武器としています。出世コースと言えます、現在オランダの強豪PSVアイントホーフェンに所属しており、ワールドカップでの活躍で更なるジャンプアップが期待されます。爆発を予感させてくれる選手です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?毎大会、強そうながらいつの間にか敗退しているイメージが強いメキシコ代表。エース級の選手が20代後半と、ちょうど脂ののってきた世代、なおかつ若手の台頭もあり、2018ロシアワールドカップこそは思っているメキシコサポーターも多いのではないでしょうか?

メキシコ代表の爆発に期待ですね!

[cc id=173]

 - スポーツ