シロアリが布団や畳の下に大量発生していて柱も折れかけていた
2018/12/03
もう20年ほど前になりますが、引きこもりをしていた時期があり、その時の話です。
畳の上にコタツを置いて、その布団で眠るような生活。
つまりほぼ同じ場所で寝起きしていたのですが、生来の不精のせいか布団が湿ってきたりカビが生えたりという事がありました。
余り綺麗な話ではないので申し訳ないです。
シロアリが布団や畳の下に大量に蠢いているのを目撃
ある時、軽く掃除をしようと枕元の本をのけるとその下に白い虫のようなものが何匹も蠢いて消える、という事があり、気になって布団をめくり上げると畳にいくつか穴が開いていて、同じように虫が大量に蠢いているのを目撃してしまいました。
当時はシロアリなど見た事も意識した事もなかったので、ウジムシが大量に湧いたのだと思ったのですが、親に相談するとあっさりそれだと判明しました。
ここからは家族ぐるみで畳を引っくり返してみると、柱が湿って穴だらけ、物によっては折れかけていました。
業者を呼ぶという選択肢もあったのですが、ネットで検索してみるとシロアリ用の置き薬?(置いてシロアリに食べさせて、巣ごと駆除する)といった物が見つかり、それを購入する事にしました。
とりあえずはそれを置いて様子を見て、無理そうなら業者に頼もう、そんな流れだったと思います。
そこからはしばらく一週間に一度は畳を引っくり返して様子を見るという、何か良く分からない作業の繰り返しでした。
そういえば扇風機で床の下に空気を送ったり色々とやった記憶があります。
元々不精な人間なのですが、あのシロアリが蠢いている姿のインパクトが強かったのか、それともそういう作業が割りと好きなのか、今となっては分かりませんがそれなりに楽しんでいた感じはあります。
シロアリが風呂場にも大量発生
その間にもう一つ分かった事実がありました、風呂場です。
父親がかなりいい加減な人で、あれこれをミスをして家族を困らせているのですが、そんな中でお風呂の空焚きを何度か以前にやっていたのです。
その熱が原因だと思うのですが、風呂の浴槽の周囲にヒビが入ったり欠けたりしていました。
家族も気付いていたんですが、何度穴を埋めても直ぐに外れるしその内放置されるようになっていたんです。
そんなある日の事です。
あれは何の為だったのか分かりませんが、風呂場の入り口の足元に何かが詰めてあって、気になったのでそれを退けてみました。
すると見慣れた光景が目の前で繰り返されたんです。
シロアリです、風呂場の下にも居たようです。
なぜ自分ばかり発見してしまうのか、妙な因果は感じましたがとりあえず家族に相談です。
水が流れ落ちていたので原因は分かっていましたが、さすがに風呂場の下を開ける事は出来ず。
とりあえず扇風機や湿気取りで風呂場を3日ほど乾燥させて、ヒビはパテか何かで埋めました。
最初、風呂場にシロアリが湧いたのは僕の万年床のせいだと言われていましたが、シロアリの好物が湿った木材である事を考えると原因は風呂場にあったのではないかと思います。
万年床のお陰で早い段階で発覚したと僕は考えているのですが、数年後に母とその話をしても万年床のせいにされていました。
個人的には余り納得はしていませんが、大した問題ではないのでしょう。
シロアリ駆除の薬を置いた結果…
その後の話です。
風呂場でやるべき事はやった、置いた薬は巣ごと駆除するタイプだった。
なので不安はあるながら様子を見る事になりました。
どこを見るかというと、もちろん僕の部屋の畳の下です。
一ヶ月に一度は畳を引っくり返してシロアリがまた発生していないかをチェックする。
ありがたい事にその後シロアリが現われる事は二度となかったのですが、色々と別の問題も分かってきました。
畳を上げた際に家の土台のコンクリートに隙間があった、他にも木材が落ちていたり、家を建てる段階でのずさんな工事がいくつも発覚した事です。
確か親が家を買った不動産会社?に連絡したと思うのですが、建設会社までは分からず。
それでその話は終わったと思います。
そしてその数年の間に家族の中で問題が起こり、家を引っ越す事になりました。
その家には兄夫婦が住む事になったのですが、リフォームして床下対策は色々とやったそうです。
その際に結局業者の方に頼んだようですが、その辺りの事は関与していません。
今思い返すと笑い話のようなものですが、シロアリのあのインパクトだけは笑えない。
あれは背筋がざわつくようなおぞましく笑えない経験でした。
→やはり業者に頼むのが一番!シロアリ駆除の費用をみてみる